サイコロを2個…

サイコロを2個振ると、起こりうる結果は36通りある。
そして、それぞれの結果が起こる確率は1/36である。
これは、36通りの結果が同様に確からしく起こるからである。
では、なぜ36通りの結果が同様に確からしく起こるのであろう?
それは、サイコロAの結果とサイコロBの結果が独立で、各サイコロは6通りの結果は同様に確からしく起こるからである。

では、どうやったら二つの結果が独立であることが分かるのだろうか?
そういう時は統計だ!何回もやってみて独立っぽかったら独立だ!
分割表を使った独立性の検定を思い出せ!6×6のテーブルを作って、36通りの頻度を記録していけばいい。
そして、おのおののマスが1/36の割り合いで発生したかをχ二乗検定だ!

…ってこれって36通りが同様に確からしいことの検定じゃん。
というわけで、数学的には

  • 36通りの結果が同様に確からしく起こる
  • サイコロAの結果とサイコロBの結果が独立で、各サイコロは6通りの結果は同様に確からしく起こる

は同値なのでした。
おしまい。